6月議会一般質問傍聴のご案内~6月12日(火)の3番目・午後1時頃からです~
にわか雨や夏のような暑さなど、落ち着かない天候が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
来週から、6月議会が始まります。私は6月12日(火)に一般質問をします。
傍聴にぜひいらしてください。
◆6月12日の3番目・13時くらいからです。
6月1日に投稿した時刻を変更です。私の開始時刻は午後一番と思われます。
◆市役所8階で受付をすればどなたでも傍聴できます。出入りも自由です。
市議会ホームページでインターネット同時中継もあります。
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1.セクハラ防止をはじめとした男女平等政策推進について
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財務省事務次官や狛江市長など、行政や政治の分野で責任ある地位にいる男性のセクハラが、大きな社会問題となっている。セクハラを行った加害者が地位を退いても、真剣な反省と被害者への謝罪という点では、納得がいかないと考える市民も多い。私は、セクハラは性暴力の一部であり、社会の中で上下関係を反映し、強い立場にいる側が弱い立場にいる者に対して行う人権侵害行為であると考えている。セクハラ根絶に向けた取り組み・男女平等政策の推進に関して、以下質問する。
(1)セクハラ防止について
①セクハラとはどのような行為であると武蔵野市では認識しているか。また、武蔵野市役所の対応方針はどのように規定され周知されているか。
②苦情の受付や相談窓口はどこであり、加害者に対しては、どのような方針をとることになっているか。
③過去5年間でセクハラでの相談は、どのような状況か。件数と内容を伺う。
④セクハラ防止に関する啓発・研修は過去5年間どのように実施されているか。
(2)市役所内での男女平等推進について
①管理職に占める女性の割合の過去5年間の推移を伺う。割合を増やすことに関する数値目標についてはどのように考えるか。
②事実婚であれ法律婚であれ、夫婦別姓を選ぶ職員への関しての対応方針はどのようなものか。
③育休取得について、男性職員の取得促進に向けた取り組みをさらに進めるべきではないか。
(3)男女平等の推進に関する条例の具体化について
①児童・生徒へのワークブックによる啓発の現状と評価を伺う。
②公立小中学校で、男子はズボン・女子はスカートなどの制服の規定はどの程度あるか。
実情と希望に応じた選択制にできないか。
③高校・大学でのデートDV講座の現状と評価を伺う。
④子どもを3人産むことを奨励する発言や「0歳児はママが好き」発言が政治家から続くなど、リプロダクティブ・ヘルス・ライツに関わるさらなる啓発の必要を感じるが、市長の見解はどうか。
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2.保育の質の向上について
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今年4月段階での、保育園待機児童数が公表され、昨年より大幅に減少していることが明らかになった。市民の声にこたえて、保育園増設に力を入れてきた市の取り組を評価し、待機児童ゼロ実現を期待している。さらなる保育の質の向上を願い、以下質問する。
①民間保育園における定員割れはあるか。経営困難な事例は生まれているか。また、それに対する方針はどうか。
②望まない形での育休延長などの実情は把握しているか。あるとすれば、どのような理由か、どう対応するかも伺う。
③兄弟姉妹の別園の解消を望む声はかねてから伺っているが、待機児童が減っている状況の下でどのような方針をとるか。
④保育のガイドラインに基づく保育が実施されているかどうかの検証体制はどのようになっているか。
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3.人と動物の共生できるまちづくりについて
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こんにち、武蔵野市でもかけがえのない家族としてペットとの暮らしを楽しむ世帯が増えているが、高齢化や単身世帯の増加に伴い、病院に入院したり介護施設に入所するなどで、飼い主が突然いなくなった猫が、野良猫になるなどの課題も指摘されている。人と動物が共生できるまち、ペットを飼っている世帯と飼っていない世帯とのよりよい関係づくりのために、以下質問する。
(1)市内でのペット(可能なら、犬・猫など種類別に)の飼育頭数はどのような状況か。
猫の場合は、登録がないため実数の把握は困難と思うが、推定数は示せられないか。
(2)動物愛護に関する啓発に関して
①ペットの飼い方に関する啓発はどのような状況か。
②不妊去勢手術の勧め・飼えなくなった場合の対応の仕方など、猫の飼い方に関するセミナーを実施できないか。
(3)飼い主のいない猫を減らす取り組みについて
①殺処分の頭数と過去10年間の推移、処分された理由の内訳を伺う。
東京都の動物愛護相談センターとの連携はどのような状況か。
②飼い主が、病院や施設に入所したり、転居したり、死亡するなどの場合、飼い猫が野良猫になる例が見受けられる。
こうしたことを少しでも減らすために、福祉分野との連携が必要であると思う。具体的には、訪問看護師・ヘルパー・ケアマネージャー等がペットの存在を把握し、利用者やご家族と事前に対応を話し合っておくことなど、検討できないか。
(4)人と動物の共生できるまちづくりのために
①飼い主のいない猫が一時避難できるシェルターについて、公的な運営は困難と思うが、何らかの支援を検討できないか。
②公的な集合住宅でのペットを飼いたい住民に関して、ニーズ調査や新たなルール作りなどを検討できないか。
例えば、入居に際し、一定の負担をしていただき、何戸かを飼育可能住宅にすることなどが考えられる。
都営住宅については、東京都とも協議をしていただきたいが、いかがか。
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4.境山野緑地の保全と活用に市民の声を活かすことについて
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昨年度より「緑の基本計画」の改定作業が進められている。今回の改定が、民有地の緑の減少などの環境変化に対応する計画となることを期待している。
一方、現在の「武蔵野市緑の基本計画2008」の境山野緑地の保全の項目では「市内に唯一残された雑木林である境山野緑地の保全と活用については、境山野緑地検討委員会提言をもとに、里山としての利活用、施設整備、管理運営に関する計画を市民とともに検討していきます。」とある。しかし、未だ「市民とともに検討する」ことができていないことについては、説明の必要を感じている。緑を守り育てる活動への市民参加を進める立場から、以下質問する。
①新しい「緑の基本計画」策定に関し、新しい視点をどのように考えているか。計画策定に関して、策定までのスケジュールと市民参加の内容に関してお示しいただきたい。
②「緑の基本計画2008」の境山野緑地の保全の項目にある「市民とともに検討」がいまだ実施されないのはなぜか。理由をお聞かせいただきたい。
③境山野緑地は、全体的に高木化し下草が少なくなって、生き物の種類も決して多くないなどの課題が、市民から指摘されている。他の自治体では、適切な伐採によって、森が若返り、生物多様性が保全されている。市は、現状をどのように認識しているか、伺う。
④境山野緑地は、近隣に小学校・保育園・子ども園など、子ども関連施設が多く存在する。子どもが、森に親しみ、森で遊び、さらに森とかかわり育てることができるよう、教育の場でも境山野緑地を活用すべきと考える。市長・教育長の見解を伺う。
⑤いずれにせよ「緑の基本計画2008」にある行政と市民がともに検討する場が必要であると考えるが、市長の見解を伺う。