「独歩の森」のナラ枯れ対応作業が2月14日から始まります

武蔵野市境4丁目の境山野緑地にある独歩の森では、カシノナガキクイムシによるナラ枯れの被害が深刻になっていました、これに対して、多くの市民団体が市への要望や境コミセンでの地域フォーラム開催など、努力を重ねていました。
この件で、市議会議員に2月9日付で環境部長より文書が配布されました。2月14日から28日までの期間で、ナラ枯れ対応の作業をするとのことです。具体的には、コナラ・イヌシデなどの樹木の伐採、その後のドングリの播種、次世代の樹木の生長を促すためのロープ策による立ち入り制限を行うという作業です。
私は、武蔵野の森を育てる会の会員で、時々笹刈りなど定例作業に参加しています。私は、時々しか作業に参加できないのですが、参加される方は、年齢も幅広く、生物多様性と緑の保全、森の若返りに熱心に取り組まれています。

今回の作業の決定は、市民の力が行政の行動を促し、樹木の生長にとって前進があったと考えています。
また、私は2020年夏にナラ枯れのようすを詳しく伺い、2021年9月議会で、今年度中のナラ枯れへの対応をお願いしていました。今年度実現でき、本当によかったと思います。その意味では、一般質問で訴えていたことが実現することになりました。
生物多様性と緑の保全は、武蔵野市のように都市化が進んでいるまちで、住む人・訪れる人に潤いや安らぎ・楽しさをもたらすことができるのではないでしょうか。今後とも、関心を持って見守っていきたいと思います。