周辺環境と調和し、景観に配慮した街並みを~2月23日一般質問ご報告~

大変遅くなりましたが、報告の終わっていない件がありましたので、投稿します。

◆武蔵野市では、都市化が進むとともに、マンション建設など開発行為に関して事業者と住民との軋轢や紛争が繰り返されてきました。現在では、まちづくり条例に基づき公開の場での事業者と住民の話し合いが調整会として保障されています。

◆西久保1丁目に現在建設中の大手民間企業の本社ビル建設計画についても、調整会が重ねられてきました。西側は低層住宅地であるため、近隣住民は、日照確保・通風・緑化推進・圧迫感軽減・プライバシー保護・外観デザインなどの点で、具体的な要望を提案し話し合ってきました。歩み寄りに至った点もありましたが、事業者の姿勢への不満の声も聴いています。

◆とりわけ、三鷹通り沿いをミラーガラスで全面ガラス貼りする外観デザインは、大きな争点になりました。調整会で「周辺環境と調和しない」と多くの近隣住民が意見を述べましたが、事業者は「創業当時からの思い入れがあるんですね。光るもの、とがっているものに関して」「京都や奈良だったらまだ理解できます。世界遺産だとか、そういうレベルではないわけですね。」と発言しました。市長に、事業者の発言への評価を伺ったところ「大変残念に思っている」との答弁でした。

◆また、住環境を守るために、住宅系の用途地域と商業系の用途地域が接している地域での方針の策定、景観ガイドラインの見直しにより実効性を高める対応を求めました。

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