5期目の任期最後の一般質問、2月26日の5番目です。

=====一般質問のご案内=====

いよいよ2月20日から今任期最後の市議会定例会が始まります。
私は2月26日の5番目に一般質問します。この5期20年の間必ず一般質問・代表質問を続けてきました。感慨深いものがあります。
ぜひ傍聴におこしください。
◆2月26日(火)5番目、早くて午後2時過ぎから、もっと遅く開始の場合もあります。進行お問い合わせは議会事務局0422-60-1883です。
◆市役所8階で受付をすればどなたでも傍聴できます。
◆市議会ホームページでインターネットライブ中継もあります。

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1.誰をも排除しないまちづくりについて

家庭内での虐待による子どもの死亡、著名ジャーナリストの性暴力やセクハラなどが報道され、改めて、身近な自治体から差別・虐待などの人権侵害を根絶するための取り組みが求められていると考え、以下質問する。

①武蔵野市における家庭内の人権侵害案件(児童・配偶者・親族などでの虐待案件)は過去5年でそれぞれ何件か。警察の介入に至った事例は何件か。
武蔵野市内の、学校・保育園・幼稚園・障害者や高齢者施設での虐待など人権侵害案件は、過去5年何件だったか。警察が介入した事例は何件か。

②こうした事例の背景・原因を市や教育委員会はどのように考えているか。
今後の政策の基本となる考え方について、市長・教育長の見解を伺う。
とりわけ、密室である家庭内・深夜の施設等での人権侵害に関する考え方・対応に関して見解を伺う。

③市役所内のセクハラをはじめとした人権侵害については、今後どのように対応する考えか。

④私は、かねてから、武蔵野市のめざすべき市政の方向性として、自治と人権の尊重が重要と考えてきた。
自治とは、国の進める教育・医療・福祉・公有地活用等の分野での規制緩和の動きに対し、自治体独自の自立した政策判断・実施を行い、市民の利益を守ることであり、人権とは、誰をも排除しない、多様な市民の人権を尊重する姿勢を堅持することであると考えている。
今後、年齢・性別・国籍・性的指向・性自認・出自・障害の有る無しにかかわらず、すべての市民が個性と人権を尊重されるまちをつくるため、差別や人権侵害に対する苦情処理・是正勧告のできる第三者機関を設置することが必要と考える。市長の見解を求める。

2.幼児教育の無償化と武蔵野市の子ども政策について

幼児教育の無償化に関しては、数々の疑問の声が寄せられている。このままで良いのか、多くの疑問を私も持っている。以下質問する。

(1)幼児教育の無償化について

①現在時点でに幼児教育無賞化に関する来年度の新たな財源手当ての変更や政策の変更がどの分野でどの程度あるのか伺う。
②無償化によって、幼児教育・保育の質の低下につながることはないのか、市の見解を伺う。

(2)待機児ゼロと保育の質の確保を目指す取り組みについて

①今年年4月入所の保育園の申し込み状況を年齢別・各町別に伺う。
②来年度整備予定の保育園について進捗状況を伺う。
③定数の弾力化は、どの程度行うのか。
④今年4月時点での待機児の見込みはどのように想定しているか。
⑤最近開園した保育園には、園庭が無かったり狭いところも少なくないが、市として毎日のお散歩や運動会などの行事の際にサポートを行ったり、公園の管理や補修に関し、担当課とも連携して、近隣住民との交流や子どもにとって使いやすい公園となるよう配慮していただきたいと考える。見解を伺う。
⑥兄弟別園の世帯からは、送迎の時間がかかる、行事などが重なることもある、災害時の対応も心配などの声が、かねてからよせられているが、兄弟別園の解消に向けて、今後どのように取り組む考えか。
⑦今後保育園の中で、定員に満たない園が出ることは想定しているか。それに対する対応はどのように考えているか。
⑧廃園になる可能性がある保育園があった場合の市としての対応について伺う。

(3)学童クラブの安定した運営のために

①学童クラブの今後の入所者希望増加をどう予測しているか。それに対して、どのように対応するか。
②児童数増加に伴う、各クラブでの職員増が求められているのではないか、見解を伺う。
③夏季休暇中の昼食について、各クラブでの取り組みもされているが、現状と市としての対応はどのように考えているか、伺う。

3.武蔵境のまちづくりについて

若い世代の人口も増え、住みたい街として人気も上昇している武蔵境だが、中央線の高架化事業も一段落して、今後本格的に施設建設・インフラ整備等にとどまらない街の将来像について議論を深める時に来ていると考え、以下質問する。

①武蔵境の魅力と街の将来像について、市長・教育長それぞれの見解を伺う。

②武蔵境駅北口にパチンコ店も入る大規模店舗が建設される予定である。駐車台数も多く、交通対策の面でも近隣の住民からの心配の声も寄せられていた。北口の商店街も物販の個店は減少しているが、個性の際立った店舗は評価を得ていると聞く。そこで、この大規模店舗の出店に伴い、業種に関して市はどのような提案をしたのか、この地域にとって必要な事業については協議したのかを伺う。近隣に幼稚園・保育施設もあるが、多数の車両来店に伴う安全対策を伺う。

③武蔵境地域での農地も減少してマンションなどの開発が進んでいる。農地の役割をどう考えるか、農地の保全策について伺う。市民農園は多くの市民から歓迎されているが、今後増やすことを検討できないか。

④緑の保全の中でも雑木林の保全には多くの市民も関心を寄せている。さる1月30日境山野緑地の樹木更新事業に関する意見交換会が行われ、私も参加したが、多くの市民から境山野緑地全体の樹木更新に関する強い希望が述べられていたことが印象に残っている。市は、雑木林を継承する境山野緑地の樹木更新についてどのように考えているか見解を伺う。

⑤開発事務所はすでに撤去されたが、跡地利用に関する住民の関心は高い。今後の、跡地利用に関する考え方について、いつまでに決めるか、市民の参加はどのように保障するかについて伺う。