エシカル消費を進めましょう! ~12月議会一般質問ご報告第3回 ~

エシカルethicalとは「倫理的」を意味する言葉です。地球環境、人権、動物福祉などに配慮して作られた商品を買うことによって、こうした価値を社会的に広げていくことには、大きな意味があります。
エシカル商品の例としては以下のようなものがあげられます。
①児童労働の禁止など人権や労働環境に配慮してつくられているもの。フェアトレード商品など。
②有機農産物。国の定める法律にのっとり、化学肥料や農薬の使用を避けて生産されたもの。
③平飼いや放し飼いの鶏によるたまごなど、動物の福祉に配慮して生産されているもの。
私はエシカル消費を広げるため努力されている団体の展示を見て、持続可能な開発・環境・平和非暴力などの分野で企業の評価を進めていることを知り、武蔵野市としてできることはないか質問しました。
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◆山本:市役所内の売店や食堂・レストランで、フェアトレード商品などエシカル商品の購入はどのように考えているか。コーヒー・紅茶・卵など使用量が多いものから、切り替えていくことはできないか。
⇒市長:食堂やカフェを利用していただくことで、障害の有る方の支援につながる商品の購入に砂がっている。カフェでは生物多様性環境に配慮した卵や牛乳を特定農場から購入している。コーヒー・紅茶をエシカル商品に変えることは、価格が跳ね上がるので難しい。
◆山本:エコプラザ(仮称)の中で、エシカル消費の推進について啓発の場を持つことについての見解は。
⇒市長:エシカル消費の具体例は、エコプラザ(仮称)とも重なっているため、その視点も視野に入れて検討を進めていきたい。
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エシカル商品のコーヒー・紅茶については今後価格を調べていきます。何より、日々の暮らしの中でも実践していきたいと思いました。