6月議会一般質問ご案内~6月14日4番目です~

<6月議会傍聴のご案内>

雨の多い季節になりました。

6月議会が14日から始まります。

下記のようなテーマで一般質問をいたします。

傍聴に来ていただければ幸いです。

◆とき:6月14日(火)の4番目 午後1時半過ぎから

(開始時間は決まっていません。

進行のお問い合わせは議会事務局0422-60-1883までお願いします)

◆ところ:市役所8階で受付をすれば、どなたでも傍聴できます。出入りも自由です。

◆市議会ホームページで、インターネット同時中継をします。

ご意見・ご質問など、ぜひお寄せください。

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1.消費税10%への引き上げに関する市長の見解について

政府は、来年4月に実施する予定であった消費税の10%への引き上げを、2019年10月まで2年半延期する方針を明らかにした。私は、消費税の引き上げには反対であり、今回延期する方針を出したことは当然であると考えている。

問題は、消費税増税によって社会保障の財源の一部に充てるとしていたことが、どのようになるのかである。

消費税引き上げによらない税収増のあり方、富裕層の所得税や金融資産への課税の適正化など、不公平税制の是正にむけた

議論が今こそ求められている。以下質問する。

①消費税引き上げ延期に関して、市財政への影響はどのようなものを想定しているか。

②市長は、今回の消費税引き上げ延期についてどのような見解を持っているか。

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2.保育園待機児ゼロと保育の質の確保に関する政策について

働く母親が増える中で、都市部における保育園の不足が大きな社会問題となっている。武蔵野市でも、残念ながら保育園待機児は120名を超えており、認可保育園の増設が緊急の課題となっている。以下、武蔵野市の保育行政をめぐる課題について質問する。

(1)待機児ゼロをめざす取り組みについて

①新しい園の建設で周辺住民の方の理解を得る努力はどのように行っているか。

②市の所有する土地が保育園用地にできるかどうか、5月に調べてみた。何箇所か可能性があると私は思っている。また、西久保の市営住宅跡地・旧桜堤小学校跡地は、広さなどでは保育園用地を始め子育て支援施設建設の可能性があると思われる。もちろん、周辺住民の方の理解は不可欠であるが、建設の可能性について市長の見解を伺う。

(2)保育の質をめぐる問題について

①認可保育園の定員弾力化は、詰め込み保育・保育の質の低下との指摘があるが、どう考えているか。

②保育園入所指数のうち、いわゆる兄弟ポイントをなくしたことへの困惑の声が多くあったことは、これまで一般質問で取り上げ大きな課題であることを指摘してきた。兄弟が別々の保育園となった家庭の実情の把握はその後行なったか。来年度指数を変更するなら、利用者への広報をぜひ早めに行っていただきたいがどうか。

③新規に開設する園の保育の質はどのように調査しているのか。

審査基準はどのように公開されているか。認可する上での審査期間・審査内容をうかがう。

④保育士が労働組合に加盟できるか、労働組合があるのかなどは、新しい認可園開設ではどのように評価されているか。

(3)認可保育園と認証保育所の格差是正について

①基本保育時間の違いによる延長料金の負担が課題としてある。来年度にむけ格差を是正する方向で改善を求めるがどうか。

②第2子以降の減免について、予算委員会で担当課長は第1子か第2子か把握がかなりむずかしいとの答弁で改善に消極的な態度だったが、利用者の申告制にすれば、大きな問題はないと考える。実施について何が課題となるか。

 

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3.施設一体型小中一貫校について

今年2月に出された「武蔵野市小中連携教育推進委員会報告書」は、武蔵野市で施設一体型の小中一貫校を設置することを目標に掲げたもので、3月の予算委員会でも大きな議論となり、地域でも波紋が広がっている。

市民への情報提供はまだまだ進んでおらず、「新しいことはやってみたら」との意見もあるが、多く聞かれるのは「なぜ、武蔵野市

で小中一貫校を設置したいのかがよくわからない」というものである。私も同様に、なぜ進めたいのか、子どもにとってどんな利益があるのか、理解できない。

なぜ小中一貫校かに関して、以下質問する。

①4月23日の説明会をはじめ、市民と意見交換が行われてきたが、これまでの結果と評価をうかがう。

②小中連携教育推進委員会が設置された経緯を伺う。

また、この件での教育委員会でのこれまでの議論について内容を教育長に伺う。

③他の自治体での取り組みについて、教育委員会はどのような調査研究を行ってきたのか。

そもそも、小中一貫校のメリット・デメリットをどうとらえているか。

④本市では、施設一体型小中一貫校とこれまでの小学校・中学校が複線的に存在する時期を想定しているのか。

施設一体型小中一貫校を進めれば、学校施設の統廃合につながると考えられるが、廃校になった学校施設をどうするのかは、どこで、どのように検討するのか。それとも施設一体型小中一貫校を建設しても、廃校になる学校はないのか。

⑤小中一貫校推進の大きな理由とされている「中一ギャップ」について教育委員会はどのような調査研究をしてきたか。かりに4・

3・2制にした場合は、5・6年生、とりわけ6年生の最高学年としての成長の機会を奪うことになりかねないとの指摘があるが、教育長はどう考えているか。

⑥今後、モデル校設置とモデル校での教育課程の実施については、どのように保護者・地域・市民との意見交換を考えているか。

⑦今実施すべきは、子どもに寄り添った教育を進めるために、教員の多忙化の軽減解消・少人数学級の推進などであると考えるが、市長・教育長の見解を伺う。

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4.ストーカー被害に対する市の対応と警察との連携について

さる5月21日、武蔵野市内の大学に通う芸能活動をしていた女子学生が、小金井市のライブハウス前で、27歳の男性に刃物で襲われた刺傷事件により、重体となった。女子学生は5月9日にも武蔵野警察に、ストーカーがSNSに執拗な書き込みをしていて恐怖を覚えている旨相談したにもかかわらず、武蔵野警察は充分な調査を行わず、必要な対応をとらなかった。警察の責任は重大である。

私は、市内に住む女性がストーカーの被害に遭い警察に相談に行ったが、対応が被害者に寄り添ったものとはいえないとの相談を受け、昨年9月の一般質問で、警察との市役所の連携等を伺い、法改正への要望を行った。

武蔵野警察の怠慢もしくは不作為ともいえる対応によって、女子学生が重傷を負う重大な事件がおきたことに、強く抗議したい。

以下質問する。

①今回の事件について、警察からは報告があったか。また、市はどのような対応をしたか。市長は警察の対応についてどのように考えているか見解を伺う。

②ストーカー被害が武蔵野市に寄せられたときのマニュアルはどのよう内容か。今後、改める点はあるか。

③市内の大学・高校・中学校で、ストーカー被害への対応への啓発・デートDVなど人権侵害行為への啓発はどのように行われているか。

④ストーカー加害者への対応は、更生プログラムの実施など,事件後の長期的な対応も含め、市はどのように考えているか。

⑤ストーカー加害者への警察の対応は、警告・聴聞・逮捕など、何段階かあるが、行為が反復されていることがストーカー行為と認定する条件であると法律に規定されていることは、あらためて大きな問題であり、SNSなどの書き込みもストーカー規制法の対象とすべきことも緊急の課題である。市が、政府の関係機関に法改正を要望することを求めるがどうか。