#保育園落ちたの私だ 武蔵野でも広がる声!~来年度の武蔵野市の保育園増設の内容は?~

吉祥寺地域でも保育園増設を求める動きが始まったことが伝えられています。

今日は、来年度予算案にある待機児対策の概要と代表質問の待機児対策に関する質疑を報告します。

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<予算の概要から>抜粋

◆2016年4月、小規模保育事業4施設開設→定員計76名

・みらいえ保育園吉祥寺南

・ひかり保育園武蔵境

・マミーぽぷら保育園(中町1丁目)

・チャイルドホーム武蔵境

◆2017年4月 認可保育園2園の開設

現時点では、場所未定。

70名規模×2園の予定。

◆2016年4月、武蔵境コスモ保育園(定員99名)開設

認証保育所「グローバルキッズ武蔵境園」の認可化(定員40名→62名)

◆2017年6月開設予定の特別養護老人ホーム「とらいふ武蔵野(仮称)」(関前1丁目)内に事業所内保育所を開設

◆私立保育園における預かり保育の拡充(試行実施)

3歳児の受け入れ先を確保するため、夏休みなど長期休暇中を含め、おおむね年間250日、在園児の預かり保育を拡充する幼稚園に新たに補助を行う。(予算額:800万円)

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<代表質問での質疑>

施政方針には、2015年に1350名の子どもが生まれたこと、保育園の待機児解消がなかなかできないとある。

子どもの保育園入所を望む方は年々増えており、入所できなければ、母親の退職・キャリアの中断などをもたらし、収入減少など生活にも大きな影響がある。早期の待機児ゼロ実現を切望する。

 

◆山本:今年4月時点での保育園待機児の見込みは、どのような状況か。待機児解消に向けた取り組みは?

→市長:正確な数字は出せないが、推計だと、昨年度の待機児を上回ってしまうとの見込みである。

認可保育園を基幹施設として整備を進めていくべきと思っている。待機児の状況・未就学児の人口の推計・女性の就業者増加など、さまざまな状況を加味しながら、待機児解消を図るべく、保育園の定員拡充をぜひ図っていきたい。

◆山本:大きな課題として、2歳までの施設を増やしたことによる3歳時点での入所が困難になっている問題~いわゆる3歳の壁対策~、認可保育園の定数の弾力化をしたことによる詰め込み保育の問題~保育の質の維持・向上~などが、保育園入所活動を行っている当事者の交流会でも多く聞かれた。これらの課題をどのように認識しているか。

→市長:保育園は、量の充足のみならず、保育の質の維持も忘れてはならないと思っている。特に新たに開設する園には、きめ細かく指導していきたい。

◆山本:施政方針では、幼稚園の預かり保育拡充を、待機児対策と位置づけている。たしかに、幼稚園の預かり保育を保育園の代わりにやむなく利用している方がいることは事実だが、待機児解消の方針とすることには、ちょっとまってといわざるを得ない。これは、幼稚園の利用者にしわ寄せがいくことにならないか。幼稚園・保育園それぞれの役割を明確にすべきではないか。

→市長:幼稚園教育を希望し、かつ長時間保育を望まれるようなご家庭については、幼稚園の預かり保育の延長等によって、その受け入れがおおいに可能であろうと思っている。幼稚園の中では、手を上げていただいたところもあるが、今後は、定員割れしているような幼稚園においても、このような取り組みを進めていただきたいと思っているので、協力のお願いをしていきたい。

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1年後の認可保育園2園の開設を予算に入れていることは評価できます。まだ、場所など詳細は未定です。バランスの良い立地を望みます。

保育の質については、既存園について「弾力化」によって、詰め込み状態になっていることを訴えたのですが、かみ合いませんでした。

さらに3歳児以降の保育の場として、幼稚園の預かり保育の拡充を方針化しましたが、これはその場しのぎという印象です。保育園と幼稚園は、所管の官庁も異なるし、そもそものカリキュラムや親の関わりなど、違いがあります。「幼稚園教育を希望し、長時間保育を望む」というのは、理解に苦しみます。保育園はお弁当を持っていかないし、お昼寝、おやつがあります。

もちろん、3歳以降の保育園が見つからず幼稚園を選択する方がおられる事は事実ですが、行政としては保育園増設に力を入れるべきと思います。

3月15日からの予算委員会でも、しっかり審議し、保育園増設を訴えていきます。