9月議会一般質問のご案内~9月5日の6番目です~

<9月議会一般質問のご案内>

9月5日から、9月議会が始まります。今定例会は、邑上市長の任期最後の定例会です。

◆私は5日の6番目に行います。開始時間は決まっていませんが、3時休憩の後午後3時20分くらいから始まる可能性が高いです。

少し早くなることも遅くなることもあります。(進行状況お問い合わせは0422-60-1883議会事務局まで)

◆ご都合がつくようでしたら傍聴にお越しください。市役所8階で受付をすれば、どなたでも傍聴できます。出入りも自由です。

◆市議会ホームページでインターネット同時中継もしています。

ぜひ、ご意見・ご質問などお聞かせください。

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1、子どもが地域で育つこと・子育てを地域で応援することについて

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昨年のましゅまろ保育園事業者撤退、この夏明らかになった吉祥寺南町の保育園開園延期と、保育園建設と質の確保に関し、大きな関心が寄せられている。

市は、待機児ゼロに向け今年度保育園建設をいくつもすすめているが、保育園の設置場所は地域の偏りがないか、保育の質はどうか、同じ園に兄弟が入れないことによる負担、認証保育園と認可園の保育料の格差など、課題は残っている。以下、質問する。

 

(1)待機児ゼロと保育の質の確保を目指す取り組みについて

①邑上市政3期12年で、市が保育定数拡大に力を入れてきたことは、大きく評価できることである。

各任期ごとの定数増加の数を伺う。

また、設立主体(市立・子ども協会・社会福祉法人・株式会社・NPO法人・その他)それぞれによる定数増加数及び各町ごとの施設増設数を伺う。

②保育の質の確保を目指す取り組みに関して、子ども子育て支援新制度のスタート以降の内容と成果・課題を伺う。

(2)新たな保育園増設に関わる課題について

①ましゅまろ保育園事業者撤退・南町の保育園開設延期と残念な事態が何件か続いたが、こうした事態の根本的な原因はどこにあると考えているか。

地域の理解を得る手立てをどのように考えているか。

②市民への市としての待機児解消の必要性についての広報は、この1年間どのように進めてきたか。

③新規保育園の開設にあたって近隣説明のルール化について、その内容と運用状況を伺う。

④新規開設の保育園に関するサポートの拡充・強化の必要性が、指摘されているが、今後どのように進める考えか。

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2.障害者の人権を守り、地域で暮らしていくための政策について

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昨年多数の障害者が入所施設で殺害されるという痛ましい事件があり、改めて障害がある市民もない市民も理解を深め、支えあう社会をどう作るかが問われている。障害者が、住み慣れた地域で人権を尊重され、安心して暮らしていくために、以下質問する。

(1)障害者の住まいについて

①障害者が安心して地域で住み続けていくためには、在宅の方への対応とともに、グループホーム・入所施設を地域で設置していくことが欠かせない。

吉祥寺北町に入所施設建設の動きが進んでいることは、大変評価できる事業である。一方、市内の障害者全体から見れば、入居できる方が必要とされる数に満たないのではという不安が当事者やそのご家族にあることも確かである。

そこで、住まいの問題について市の考え方と整備方針を伺う。

②入居施設の選考基準はどこで検討し、どのように公表する予定か。

③精神障害者のグループホーム設置が今年度予算に計上されているが、進捗状況を伺う。

また、グループホームでの生活が困難なケースについては、どのように対応する方針かうかがう。

(2)障害者が安心してかかれる医療機関について

①障害者が医療機関で診察や治療を受ける場合、対応できないとされることもあると聞いている。

市としては、どのような障害のある方が、どのような理由で診療が受けることができないか、実情をどのように把握しているか、伺う。

 

②医師会・歯科医師会とは、障害者対象の医療について、どのように協議しているか。

③医療機関・医療従事者の障害者への対応の充実のための研修や拠点施設化等のサポートはどのように検討しているか。

 

(3)通所後デイサービスの実施に向けた検討について

障害のあるお子さんが、高校を卒業した後、作業所等に通所することになった場合、通所後の平日に夕方の安全な居場所を望む声が、かねてから寄せられており、私も一般質問でも要望をしたところである。この場合、移動支援などをなかなか使いづらい方に特に要望が強い。

放課後等デイサービスの実施場所も増え、次の課題として、来年度の実施を検討していただきたいと考える。現在の考え方と実施にあたっての課題を伺う。

(4)障害者の施設と地域との交流について

グループホームや今後できる入所施設等、入居者施設スタッフの人権を守りながら、できる限り地域との交流の機会を設けることが、今後さらに必要と考える。市としての取り組みや学校との連携行事の可能性等について伺う。

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3.男女平等推進条例について

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3月議会で男女平等推進条例が可決された。めざすべき社会のあり方を「男女平等社会」と位置づけており、現在の社会での様々な課題も条例前文で示しているすぐれた内容であることを評価している。この条例が、会社でセクハラにあった・差別待遇を受けた・DVから逃げたいなど、具体的な困難を抱える方の力になることを期待している。条例制定を受け、今後の取り組みを中心に以下伺う。

 

①条例制定後、どのような形で条例制定の意義や内容を広報してきたかを伺う。

事業所や教育機関・公立小中学校に対しては、どのように広報し、どのような反響があったか伺う。

②今後市として、学校で配布するためのチラシや市民向けのわかりやすいパンフレット作製やネット上での広報などを進めていく必要があると考えるが、どのように考えているか。

③男女平等推進センター・ヒューマンあいの今年度以降の事業に、条例が制定されたことを受けて、推進体制や予算措置等でレベルアップした点はあるか。

④男女平等推進・女性の人権擁護の新たな課題を、例えば、改正された刑法における性犯罪の厳罰化などの国政レベルでの前進なども、推進センターとして取り上げていただきたいと考えるが、いかがか。