原発事故避難者の会・キビタキの会は、7月27日東京都庁の記者クラブに以下の取材依頼をしました!
取材のお願い
私は、原発事故による避難者が生活の安定を求めて結成した「キビタキの会」(キビタキは県鳥です)の事務局を担当している山本ひとみと申します。
現在、都知事選挙が行われており、政治とカネの問題・オリンピック・介護や医療・子育て支援などが争点となっています。
私たちキビタキの会は、東京都の重要な課題として、原発事故避難者の住宅支援の問題があると考えています。
とりわけ、区域外から避難してきた自主避難者に対して、来年3月末の住宅無償提供の打ち切りー都営住宅などからの退去が迫っていることは、緊急に対応の求められる課題ではないでしょうか。
東京都は、都営住宅200戸の優先入居の募集受付を7月20日開始しました。8月5日が締め切りです。しかし、自主避難者は約600世帯です。これでは、自主避難者の約3分の1しか住宅が充足できません。さらに、入居できたとしても、現在の居住地と異なる場所であれば、子どもの転校や引越し費用・保証金の負担などの課題があります。
したがって、避難先に住むことを希望する避難者全員が住宅を確保できる支援策が必要です。
原発事故によってやむなく避難を迫られた避難者の実情と要望をぜひお聞きいただきたく、取材をお願いいたします。