鳥越俊太郎さんを都知事に!なぜ、迷った末、応援することを決めたか、書きました。

都知事選挙も折り返し点を過ぎました。

私は、今回の選挙は鳥越俊太郎候補を応援しています。

なぜ応援するのか、お伝えしたいと思います。

ブログに書くのが遅くなってすみませんが、感情の整理に時間がかかってしまいました。

◆宇都宮けんじさんの立候補見送りは円満な一本化といえるのか

私は、今回の選挙は宇都宮けんじさんを応援しようと考えていました。都政を変えることへの強い意欲・具体的な政策・市民運動との連携・これまで2回の知事選挙での実績など、どれをとっても知事にふさわしいと思ったからです。選挙事務所にも伺い、掲示板のポスターを仲間と貼ることやチラシのポスティングを引き受けました。

それだけに、告示前日の13日に立候補を断念する記者会見をされたときには、とても悲しく、鳥越俊太郎さんが立候補を表明された12日に、まだ政策も充分語られていない段階で野党4党が支持を表明したことにも、強い違和感がありました。「野党の支援がなくてもたたかう用意はあったが、市民運動が分裂しかねなかった」と宇都宮さんは13日の記者会見で語っておられましたが、ほんとうに苦しい決断であったと思います。

千載一遇のチャンスだから野党は一本化すべきで、宇都宮さんではまとまらない、まとまらないと勝てない、という意見も聞こえてきました。私は、なぜ宇都宮さんではダメなのか、一部の政党や議員が応援したくないなら仕方ないのでは、と思っていました。

◆野党共闘は手段のひとつに過ぎない

私は、選挙はまずは候補者の訴える政策や実現するための力を持っているかどうかが大切だと思っています。

野党共闘や候補者一本化は手段で、目的は政治を変えることであり、どのように変えるのか・目標が第一だと思います。

◆それでは、選挙はどうするのか

なぜ、都知事選挙にかかわるのか

以上、さまざま述べたように、私は今回の宇都宮けんじさんの選挙辞退をめぐる野党の対応に大きな問題を感じ、いまだ認識の隔たりもあります。「では、選挙はどうするのか。何もしないのか。誰を応援するのか。」を考えたとき、怒っているだけでなく、選挙に参加し都政を変えるために行動しようと決心しました。

なぜなら、都政を変えることは、子どもの育ち~保育園の増設、高齢者や障害者の施設建設などの地域の福祉、原発事故の避難者の住宅問題、環境や景観を破壊する外環道路や都市計画道路の建設などなど、市民の生活に直結するからです。

都の財政のムダにメスを入れて、市民の暮らしや環境保全のために税金を使うことで、私たちの暮らしは大きく変わるからです。

私は、宇都宮けんじさんに投票したかった!でも立候補されなかった。それで、選挙に関わらないのではなく、鳥越さんを応援することにしたのです。

◆鳥越候補の政策に都民の声を届け、当選に向け全力をつくします

 

宇都宮けんじさんと鳥越さんとの13日の会談では、鳥越さんは「宇都宮さんの政策にほとんど賛成できる」と語られたと報道がありましたが、すべて同じではないし、取り上げられていないテーマもあります。築地市場の移転、新国立競技場の建設、原発事故避難者の住宅確保など、ぜひしっかり訴えていただきたいと思います。

私は、鳥越俊太郎を応援する自治体議員の会の一員として、鳥越候補への政策提言の議論に参加し、7月24日文書を仲間が手渡し要請を行いました。

現状では「都議会を変える」ことを訴えている女性候補に力を感じする都民も多いようですが、自民党の改憲案に賛成の方が、格差是正・女性や子どもの人権尊重を基本にした都政運営ができると思えません。また、自民公明の推薦を受けた候補も、都政の大幅な刷新ができないと考えます。

選挙は、けっして油断ができない状況です。応援するからには、鳥越候補の当選のために努力します。

皆さまのご支援をぜひともお願いいたします。