6月議会一般質問は、5日(月)の4番目に行います~住宅対策・給食食材の放射性物質検査の体制・武蔵野プレイス西側の道路拡幅計画の見直し~
<6月議会一般質問のご案内>
毎日夏のような暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
来週から、6月議会が始まります。私は6月5日(月)に一般質問をします。
傍聴にぜひいらしてください。
◆6月5日(月)の4番目・早くて午後1時半くらいから、2時くらいからになることもあります。
◆市役所8階で受付をすればどなたでも傍聴できます。出入りも自由です。
市議会ホームページでインターネット同時中継もあります。
ご意見・ご質問など、お聞かせください。
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1.誰もが安心して住み続けられる住宅政策について
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住まいは人権であり、福祉の基盤であるが、日本においては、住宅対策と社会保障との連携は必ずしも十分に行われていない。
格差と貧困が拡大する中で、住まいの貧困に政治がもっと対応する必要を感じている。
国会でも、「住宅セイフティーネット法」の改正が審議された。
誰もが安心して住み続けられる武蔵野市とするため、以下質問する。
(1)市内の賃貸住宅の現状について
①市内の全世帯に占める公的住宅の割合の過去5年間の推移を伺う。
②公的住宅の現状に関し、都営住宅・UR賃貸住宅・都民住宅・市営住宅・その他に分けて、それぞれの戸数・直近の住宅供給数・空き部屋の割合を伺う。
③民間賃貸住宅の空き部屋の直近の件数を伺う。
(2)住宅セーフティネット法改正について
法改正への評価と市としての対応は、どのような内容か。
(3)住宅に困窮する世帯への支援について
①高齢者・障がい者・ひとり親世帯・被災者・ホームレス(野宿者)等住宅確保に困難がある住民への支援の現状と課題はどのようなものか。
②福祉公社のつながりサポート事業での「没後支援サービス」の利用状況と課題はどうか。
(4)今後の課題について
以下を提案するので、見解を伺う。
①住宅対策部門と福祉部門との連携の強化
②民間賃貸の空き部屋の利用促進
③UR賃貸の家賃設定に関し、低家賃の住民も入居できるよう、収入に応じたものに変更するよう関係機関への働きかけ
④原発事故自主避難者の4月以降の居住の実態調査と必要な支援
⑤貧困ビジネスへの実態調査と対応
⑥住宅喪失不安定雇用労働者(ネットカフェ難民)への対応
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2.給食食材の放射性物質測定のあり方について
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福島第一原発の事故から6年が過ぎた。
武蔵野市では、事故後2年目の2012年11月より、ゲルマニウム半導体測定器による小中学校・認可保育園の給食食材の検査を実施しており、子どもの健康を守る取り組みとして全国的にも高く評価されている。事故直後から、多くの父母が自分たちで放射能の食材への影響や測定のあり方を勉強し、行政に何度も要望し働きかけを続けてきたことが、武蔵野市のこの仕組みを作る大きな原動力だったとあらためて痛感している。
現在週に35コマの検査数のうち、1週間5日分の食材すべてをミックスして1リットルにして検査する丸ごと検査が27コマ・食材単体の検査が8コマであるが、認可保育園が増えている現在、このままでは、来年度単体の食材検査がほどんど無くなってしまうことが予想される。これにどのように対応していくのか考える時期に来ている。
測定器を活用し、放射性物質の検査を精度良く行い、子どもたちの健康を守るために、以下質問する。
(1)これまでの実績と評価に関して
①機械購入以降の検査件数を伺う。
②不検出とされなかった件数は何件か。
③これまでの取り組みへの評価を、市長・教育長に伺う。
(2)現状の確認に関して
①小中学校・認可保育園の食材選定の方針と担当部署を伺う。
②以上の食材選定について研修はどのように行われているか。
(3)今後の取り組みに関して
①丸ごと検査を見直して、単体の食材検査に移行することも一つの選択肢として、各調理場・学校・認可保育園それぞれで検討することについて、見解を伺う。
②これまで検査が行われなかった私立幼稚園・認証保育所などで希望する施設の検査の受け入れも検討してはどうか。
③いずれにしても新たな検査体制に関して協議する機関を早急に立ち上げるべきではないか、見解を伺う。
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3.むさしのプレイス西側の都市計画道路3・4・27号線の計画変更について
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武蔵境駅南口の武蔵野プレイスの西側・隣接寺院との間の道路は、1994年に告示された都市計画道路3・4・27号線の整備区間とされてきた。現在の道路を拡幅し隣接寺院の一部も道路とするものである。お墓を継いでいる世帯などからは疑問の声が根強くあり、従来の道路計画の見直しを求める市民の声も寄せられている。
かつて武蔵野プレイスの場所は、農水省食糧倉庫の跡地であり、取得の是非・取得した場合の利用に関して、市民の間でも議会でも熱心な議論が交わされた。その中で、「跡地に残る樹木を大切にし、駅前の一等地だからこそ緑を大切にした利用方法を」の声もあった。その結果、敷地面積の約半分に現在の公園が設置された経緯がある。
武蔵野プレイス開設後は、車の通りも少なく歩行者にやさしく、景観に恵まれた道路として市民から愛されていると感じている。
そこで、市民の要望を反映し、道路建設の経費縮減を図るため、隣接寺院の土地の一部を購入する現在の都市計画を、寺院の土地を購入せず現在の木を保全する計画へと変更することを求め、以下質問をする。
(1)3・4・27号線計画見直しの方向性に関して
①都市計画見直しについての市の方向性と根拠とする考えを伺う。
②市民や利害関係者への意見聴取などの現状を伺う。
(2)今後の整備に関わる考え方について
①今残っているケヤキ・イチョウを保全して、大切にすべきと考えるが、いかがか。
②プレイス北側公園に今よりも多くの樹木を植え、夏の日差しをやわらげ、景観の向上を進めてはいかがか。
③隣接寺院にある桜などはこの道路の景観維持に大きな役割を果たしていると考える。維持に協力する方策は考えられないか。
④武蔵野プレイス西側の歩道は、北の端が公衆トイレとなってるため、歩道の連続性が維持できず、障がい者・高齢者の通行の課題がある。公衆トイレを移転すべきとの声があるが、市の考えはどうか。
⑤隣接寺院の土地を利用しない道路とする都市計画変更をした場合、これまでの計画と比べて、財政的にはどのような変化があるか。
(3)見直しに関わる手続きに関して
①2018年3月までが事業認可期間だが、この期間内でも都市計画変更が可能なのか見解を伺う。
②都市計画変更のための準備や手続きはどのように進めることになるか、伺う。
③市民・利害関係者・議会などへの周知と意見聴取・新しい計画への市民参加をどのように進めるか、伺う。