安定ヨウ素剤配布プロジェクトin tokyo 始まります~1月15日から申し込み受け付けです~
まもなく3・11から7年。
地震があるたび、原発は大丈夫かなあと心配する方も多いでしょう。
以下のように、東京でも原発事故による被害に対し、市民のできるひとつの防衛策として、安定ヨウ素剤自主配布のプロジェクトが始まりました。
ぜひ、ご一読ください。
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安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト in tokyo 始めます
<原発事故の危険性は減少している?>
2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故から7年が経とうとしています。
しかし、危機は相変わらず続いています。破壊された原子炉の底は人が近づけない高線量で、燃料の取り出しもできない状態です。こんな状態でもう一度大地震が起きたら2011年3月を超える大量の放射性物質が飛び出して、とんでもない大惨事になるでしょう。
そして、政府は停止していた他の原発を再稼働させようとしており、日本全体が危険な状態にあります。
本来、原発事故による市民の被害は政府や電力会社が責任を持つべきですが、残念ながら政府は原発事故が起きた時に市民を守るための十分な対策を用意していません。
<安定ヨウ素剤がなぜ必要か>
原発事故はあってはならないことですが、今の状況では自己防衛の必要があります。
原発の事故では多種類の放射性物質が放出されますが、そのうちヨウ素131(放射性ヨウ素)については防衛法があります。事故直後に安定ヨウ素剤を飲むことで、放射性ヨウ素の甲状腺への蓄積を防ぐことができるのです。放射性ヨウ素の影響で、原発事故の被災者には甲状腺がんが発生しやすくなりますので、重要な被害予防策なのです。
<なぜ事前配布か>
しかし、政府は、原発から5キロメートル圏内を事前配布対象地域にしているだけです。それ以外の地域で安定ヨウ素剤が備蓄されている自治体もありますが、事故が起きた場合備蓄されている場所に取りに行くことは非常に困難でしょう。ですから、私たち一人一人が手元に置いておく必要があります。
事前配布は本来行政が行うべきことですが、行政に配布を促す意味も込めて、市民が自主配布を行うことにしました。
<安定ヨウ素剤とは>
安泰ヨウ素剤は注意して使えば安全な薬とされていますが、ヨウ素アレルギーの人など、飲んではいけない人もいます。そこで、配布会の前に、問診票をお送りし、さらに当日は医師による説明・問診などを行って安全を図ります。
主催:安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト
このプロジェクトは、フォトジャーナリスト広河隆一さんが世話人を務めるDAYS救援アクションの呼びかけによって始められ、小児科医山田真さんからの安定ヨウ素剤提供を受け、東京でも市民によって自主配布をしようと企画されました。
問い合わせ先:youso.project.tokyo@gmail.com
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安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト配布会
東京都内で初めての配布会を下記のように行います。
放射性ヨウ素は、大人よりも子どもにより大きな影響を与えます。
私たちは子どもたちを守っていきたいと考えていますが、今回は錠剤しか用意できませんので、錠剤の飲める方が対象です。
皆さまの申し込みをお待ちしています。
◆と き:4月1日(日)
午前:10:30~ (受付開始10:00)
午後:14:00~ (受付開始13:30)
◆ところ:武蔵野プレイス 4階 フォーラム
JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅 南口下車 徒歩2分
住所:武蔵野市境南町2-3-18
℡:0422-30-1905
◆内 容
対象者:錠剤を飲むことができる方
100家族 (午前午後の各回50家族まで)
お申し込み後、問診票をメールで提出した方のみ参加できます。
錠剤は無料です。パンフレット(300円)ご購入をお願いします。
医師による説明(約30分)と簡単な診察を行います。
(診察結果により安定ヨウ素剤をお渡しできないこともあります)
医師:山田 真氏(小児科医)ほか 数名。
◆申し込み
・申込期間:1月15日(月)~ 2月28日(水)<定員に達し次第締め切り>
・申し込み方法:以下の5項目をご記入の上メールにてお申込みください。
①氏名②住所③電話④人数
⑤参加希望回<午前・午後・どちらでも>いずれか
・申し込みいただいた方には、問診票をメールにてお送りします。 必要事項にご記入いただいた問診票を当プロジェクト当てに返信していただき、当プロジェクトにて受信確認できた時点で申し込み完了となります。
*いただいた個人情報はこのプロジェクト以外の用途に使用いたしません。
Email:youso.project.tokyo@gmail.com
主催:安定ヨウ素剤自主配布プロジェクト
協力:DAYS救援アクション(世話人:広河隆一)