9月1日(木)4番目 一般質問のご案内

◆9月議会が1日から始まります。私は9月1日(木)の4番目です。
早くて午後1時20分くらいから、遅いと1時40分くらいからかと思います。
◆傍聴は、市役所の8階で手続きすればどなたでもできます。出入りも自由です。
市議会ホームページでインターネット同時中継もあります。9月7日(水)くらいからアーカイブで視聴することも可能です。
◆問い合わせは、メールyhitomi815@gmail.comへお願いします。
 質問通告*****************************
件名  差別の解消に向けた取り組み・障がい者の安心できる生活・子どもの権利を大切にする教育について

1.差別の解消をめざす取り組みについて

昨年12月21日、住民投票条例案が議会で否決された。その際に、国籍によって住民投票の資格に差がないことが大きな問題となった
私は、住民投票の投票資格に国籍で差があることに反対である。国籍によらず住民投票ができる条例が、多くの市民の理解を得て成立できるよう努力していきたい。
こんにち、外国籍の住民は、地域にとって欠かせないパートナーであり、地域を構成する住民の意思が反映できる仕組みを、よりよい条例として実現していくことが必要である。
私は、住民投票条例制定をめざす市民団体が開催した学習会「ヘイトスピーチ・ヘイトクライムとは何か」に参加したが、今後の取り組みにとって示唆を得ることのできる内容だった。
今の社会で差別がどのような形で表れるか。ヘイトスピーチやヘイトクライムには、どのように向き合うことができるのか、差別のない社会を実現する上で、多くの市民と考えてゆく必要のあるテーマだと考える。
そこで以下を質問する。

(1)差別・ヘイトスピーチの定義

今日の社会で、さまざまな形で差別は存在する。
差別や差別を助長するヘイトスピーチを解消していくことは、重要な意義がある。
武蔵野市は、差別・ヘイトスピーチをどのように定義しているかを伺う。
また、どのような場面で現れ、問題となるかについては、どのように考えているか。

(2)現状の評価

①ヘイトスピーチに関して、武蔵野市で過去5年間の数はどうなってるか。

②実際の事例への評価を伺う。
昨年12月に駅頭で「外国籍住民が政治活動をすることは違法」「政治活動家は、早く逮捕し素性を調べ強制送還してください」などの発言があった。
まったく事実でないことを発言しているように思われる。政治活動と国籍に関して、武蔵野市はどのように考えているか。

(3)実効性のある対応の実現

市内でヘイトスピーチにあたる事例があった場合は、どのような方法で是正解消をはかることができるか。
口頭での発言・紙媒体・ネット上での言論など、さまざまな場合が考えられるが、どのような方法が可能か。
私は、第三者機関がヘイトスピーチとの認定をし、是正を勧告し、解消のための具体的な手立てが必要であり、その根拠となる決まりが必要となると考える。

2.障がい者の安心できる生活への対応について

今年も、「武蔵野市障害児者親の会連合会」から、武蔵野市長あてに要望書が8月10日提出され、市議会議員にも同じものが配布された。
武蔵野市は、障がい者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、さまざまな対応を重ねてきたが、障がい者自身の高齢化や重症化の進行を考えれば、住まい・医療・仕事などでの、新たな対応が求められている。
そこで、以下を質問する。

(1)住まい

①障がい者にとって、安心できる住まいをどう考えるか。
とりわけ、親亡き後はどう考えるか。
②過去5年間の住まいに関する実情を伺う。
③日中支援サービスが可能なグループホームへの転換については、すでに一般質問でも取り上げたが、現状はどうか。
④介護保険との関係はどうなっているか。
市としても、きめ細かい対応を進めてきたと伺っているが、年齢で対応が異なることについての懸念もある。実情はどうか。
④課題と今後の方針

(2)医療

①障がい者にとって医療の意義をどうとらえるか。
②障がい特性の理解は、どのように進んでいるか。
③課題と今後の方針
在宅・施設双方での課題と方針を伺う。

(3)性教育

①障がい者にとって、性教育はどのような意味があると考えるか。
②障がい者の性教育は、どのように進められているか、過去5年間の実情を伺う。
③課題と今後の方針

(4)仕事

①仕事の意義をどう考えるるか。
福祉的就労だけでなく、安定した仕事があることは、社会とのつながりを持ち、自己認識を高める上で意義がある。
②就労継続支援A型・就労継続支援B型の過去5年間の工賃を含めた実情を伺う。
東京都の制度であるソーシャルファームで働くという可能性があるのではないか。
④課題と今後の方針

3.子どもの権利を大切にする教育について

現在、武蔵野市において、子どもの権利条例制定に向け議論が行われていることを評価している。
権利侵害があったとときに対応可能なオンブズパーソン制度が考えられていることも、現在の社会において大切な内容である。
こうした条例制定も大きな機会として、教育のあらゆる場面で、子どもの権利を大切にした取り組みが進むよう、期待している。
そこで、以下を質問する。

(1)インクルーシブ教育

①インクルーシブ教育は、何を実現すると考えているか。
介助員制度を通常学級も含むすべての学校で実現する上での課題は何か。
③特別支援学級の配置と通学体制は、公立小中学校でどうなっているか。
④就学前の子どもの進路に関して、どのような形で提案しているか。

(2)医療的ケア児

①18歳以下の医療的ケア児の学校や保育園等での在籍は、どのような状況か。
②その場合の医療的ケアは、誰がどのような内容を行っているか。

(3)不登校の児童生徒

①不登校に関する教育機会確保法の内容は、児童生徒保護者教職員に、どのように伝えているか。
②不登校の児童生徒への支援の中で、クレスコーレの充実・家庭と子どもの支援員の配置に関して、前進面と内容を伺う。
③不登校の児童生徒への経済的支援の実施は、何が課題となってるか。

(4)PTAのあり方☜この質問は会派で重なったので、私は意見表明のみで

          答弁は求めないことにしました。

①各小中学校での加入者の割合・呼びかけ方法とその内容など、現状はどうなってるか。
②PTAに加入しなかった場合は、どのような対応となるのか。
③参加しやすく・事業や運営を共有しやすいPTAにとって、何が課題か。

(5)教育予算の増額

①教師の多忙化は何が原因なのか。
②予算を増やして、力を入れることや新しい課題に取り組める体制の強化について伺う