憲法を改めて読んでみました
5月3日憲法記念日です。
憲法改悪を訴える総理大臣が、参議院選挙での議席増を目標にしています。
あらためて、日本国憲法を読んでみました。
一番感動するのは、前文です。
とくに
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われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
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のところは、これこそ目標とする世界だと思います。
戦争の恐怖、貧困による欠乏、さまざまな差別がある世界で、理想を訴えていくことは何より大切です。
第9条:戦争の放棄
第11条:基本的人権の享有
第19条:思想及び良心の自由
第24条:両性の平等
第25条:生存権
など、憲法が私たちの暮らしの基本を支えているものであることが読めば読むほど伝わってきます。
この憲法は、明治時代の自由民権運動いらいの長年の市民の運動と願いの結晶です。