5月8日、市議会臨時議会が開かれ、10万円一律給付などが可決されました ~私も質問・賛成討論を行いました~
5月8日の市議会臨時議会は、10万円の給付金(特別定額給付金)・1万円の子育て世帯への上乗せ給付金(臨時特別給付金)が議題でした。議案は可決されました。
申し込みは、10万円給付金は、郵送の場合5月20日くらいから3か月以内で、子育て世帯への給付金は、6月1日(月)から10月30日(金)となっています。
私は「緊急事態宣言を延長する前に決めたことなので、10万円が1回だけというのは問題がある」と意見を述べ、質問を以下のように4点行いました。
①世帯ではなく個人に給付をできないか
②早期に10万円を渡すことはできないか
⇒この2点は、迅速性と正確性を考えている、給付は世帯ごとに行う、立て替え払いはできない、との答えで、見解が異なりました。
③具体的な対象として、ネットカフェに住んでいる人、DV被害者、野宿者など、居住地と住民票所在地が異なったり、住民票や口座を持っていない方への対応
⇒支援団体とも協力して、速やかに行いたい、旨の答弁があり、本人を把握し渡していこうという熱意を感じました。
④市役所で業務を行う方への感染症防止策
⇒2班に分けて防止策をとるなど配慮していることがわかりました。
各会派・議員の質疑の後、私も「10万円給付等は市民の大きな声によるもので、与野党を問わず後押しされた。政府の対応は右往左往しているように感じる。武蔵野市も自治体独自の政策をとるようがんばってほしい」など、賛成討論も行いました。自由民主クラブが討論をしたので、それで終わってはまずいのではと思い、急遽考えを述べたものです。
現政権の対応、現市政の対応をめぐって、市議会の会派の中に、見解の相違は大きくなっているように思っています。私は、現政権の大きな問題の指摘と批判、何よりもそれによって苦しむ人への支援が大切だと思っています。支援は「新型コロナ災害緊急アクション」の一員として行うことが多いです。
一方で、武蔵野市政についても、意見・要望は主張すべきと考えています。議会でまとまったことを対策本部へ話してほしい、との見解が一部にあり、まとまることもまとまらないテーマも両方あるので、これには同意できないなと思っています。同意できることは、これまでと同様、意見書に賛成するなど対応をとりますが、今回の質問でも、現市政と意見が異なることがありますので、主張を続けようと思っています。