【原発事故は終わっていません ~12年目の3・11~】

【原発事故は終わっていません ~12年目の3・11~】

3月11日は、東日本大震災と福島第一原発事故から12年です。
3・11が、大切な方の命日という方も多くおられます。
2万人をはるかに超える方が命を落とし行方不明になりました。傷ついた方・仕事を失った方・故郷を離れざるをえなかった方も多くおられます。ひとたび原発事故が起きれば、すさまじい被害をもたらし、避難者も多数であると痛感しました。

夕方、武蔵境駅南口で街頭宣伝。2011年3月11日は、武蔵境駅北口にいたこと、その後、給食食材の放射能測定のため、ゲルマニウム半導体測定器購入を市内の保護者の方と要望し実現できたこと、夏の数日被災者とともにキャンプを行ったこと、避難者支援の団体・「キビタキの会」「避難の協同センター」の一員として活動を続けていることを話しました。また、現在の原発回帰と言える政府の方針では、市民の安全は守れず政策の転換が必要であることを訴えました。原発の運連機関の延長や放射性物質がある汚染水の海への放出は、中止すべきです。

その後、三鷹駅南口で「さよなら原発三鷹アクション」主催のいのちを想う誓いのキャンドルナイトに行きました。多くの方が参加し、キャンドルを見つめ、スピーチに耳を傾け、原発事故に思いはせるひと時を持つことができました。(下の写真)準備・運営してくださった皆さま、ありがとうございました。

武蔵野市の原発事故避難者は、2月1日現在60名で、ここ数カ月変化はありませんが、多い時と比べると約半分になっています。原発事故は終わっていません。自らを避難者と言えない方もおられます。事故後の核のゴミの放射能の影響も、まったく軽視できません。
避難者支援と原発回帰政策の転換を求めて、活動を継続したいと思います。