国会で議論の始まった種苗法改定案は取り下げを!
連日新型コロナ災害関係で連絡があり、不安や危機感を持つ方がますます増えていることを実感しています。このことを考えても、大切な食料を海外に依存するのは、きわめて危ない行為だと思います。
今日は、国会の農林水産委員会で議論の始まった種苗法改定案に反対する立場で、投稿します。
4月17日に同じような内容を*****以下のようにFBにアップしましたが、その後、連携をとっている方にも話し、国会の農林水産委員会の委員あて働きかけをするとのことでした。現在、国会では、こうした法案がいくつも提出されています。新型コロナ災害対策の策定・実施に国会は全力をあげていただきたいです。当事者の意見をきちんと聞かず、市民の中での周知も十分と考えられず、大きく議論が分かれているこの種苗法改定案は取り下げるべき法案です。
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<国会で議論が始まった種苗法改定案>
4月16日から国会の農林水産委員会での種苗法改定案の審議が始まったと報道されています。
え~っ、なぜこの時期に国会で通そうとするのか、と大きな問題を感じます。
この改定案は、農家の自家増殖を原則的に禁止するものです。グローバルな大企業、多国籍企業に、食の安全や食料自給など大切なものを明け渡す内容にならないのか、とても心配です。国内の農業はもちろんのこと、多くの人の食と健康に大きな影響を与えかねない内容です。
しかし国会では昨日から審議入り。今は、新型コロナ災害対策の内容を決め、実施の段取りを決めることが最優先のはず。十分な議論が、国会でできるとは思えません。種苗法改定案は、取りさげるべきです。
<武蔵野市で取り下げを求める陳情が提出されています>
武蔵野市でも、「種苗法改定案の取り下げを求める意見書の提出に関する陳情」が出され、3月4日の総務委員会で私も質疑しました。
私は、この陳情に賛成し、「国会で十分な議論ができるのか。今月採択することが必要である」と主張しました。残念ながら、取り扱いに関する協議で採決を主張する委員が少なく、継続審査となりました。(取り扱いは、採決するか、継続か、です。採決となれば、賛成か反対かの態度表明となります)もう少し採決という議員が多いと思っていたので、残念でした。
次の委員会は5月11日。6月の本会議の議決で採決(採択されるかどうかは不明ですが)となると思います。遅いと言われなければよいが、と思っています。