衆議院選挙を終えて~私の取り組みとこれからの課題を考える~

衆議院選挙が終わり、様々な課題が議論されていますが
私も、選挙での取り組みや今後の課題について考えたことを
書きたいと思います。
◆基本的な立場
小選挙区は野党共闘の候補者
(東京18区は菅直人さん)
比例はれいわ新選組
(山本太郎さんはじめ、3人が当選して政党要件を獲得できるように)
政策を重視して野党共闘をすすめ、政治の変化が起こせるよう行動したい。
◆全体の結果
<投票率>
小選挙区:55・93%
比例代表:55・92%
<議席>
自民党261議席で絶対安定多数を獲得
日本維新の会が41議席に躍進
立憲民主党・日本共産党は、それぞれ96・10と議席が減少
れいわ新選組が3議席に増え、国会で5名となり政党要件を獲得
小選挙区東京18区は、
菅 直人さん:122091⇒当選
長島昭久さん:115881⇒落選・比例代表で復活当選
◆武蔵野市の結果
<小選挙区>
菅 直人さん:37826
長島昭久さん:31522
<比例>

今回の比例の得票率は61.45%で他市と比べてかなり高くなっています。
それだけ、市内での選挙運動が活発だったのだと思います。
2019年参議院全国比例の武蔵野の投票率は56.59%でした。
*()内は2019年の参議院選挙全国比例の武蔵野での得票
れいわ新選組:4516(6818・697)
他の政党は以下の通り・ここで記載していない政党もあります
自由民主党 :23372(21892・977)
立憲民主党 :20972(16601・098)
日本維新の会:8411(5147・938)
日本共産党 :6988(6686・343)
公明党   :4262(4230・172)
◆私の取り組んだこと
・私は政党にも会派にも属していない議員ですので、比例の支持をどのように明らかにするか悩みました。
 SNSではとっている態度を表明しました。
・小選挙区の候補者菅直人さんの選挙ハガキにあて名の記入(ラベルはり)をしました。
 菅さんの街頭演説に2回参加し、応援を訴えました。
・知人友人に依頼の電話かけもしました。
・10月23日から10月30日まで、れいわの比例代表の標旗とチラシで毎日宣伝をしました。
・れいわのボランティアセンターにも行っていました。
◆結果を見て
 全体の結果は、大変残念な結果となりましたが、
 菅直人さんが激戦を制して小選挙区で当選したこと
 8区で吉田はるみさんが、自民党候補を退けたこと
 れいわ新選組が、3議席を得て政党要件を獲得したこと
 良かったと思います。
◆これから
野党共闘をやめる必要はないと思います。
しかし、小選挙区制度は票が1番多い候補者が当選する制度で
活かせない票も増えるという大きな欠陥があることが明らかになりました。
私は、比例代表制が望ましいと思いますが、
現在の選挙制度のもとでは、野党共闘をすすめることが必要です。
一方、共闘関係を深化・発展させるうえで
政策的な一致を重要な点で深めていくこと
(格差や貧困の是正・税制と社会保障の見直し・差別反対と多様性の尊重など、
おおいに関心を持っています)
政党間の違いをお互いが認識し尊重すること
少数意見の内容や背景に関心を持つこと
それぞれの政党がそれぞれ前進があること
が必要ではないかと思います。
選挙ですぐに多くの支持か得られるかどうかだけでなく
社会にとって必要と思われる主張が
はじめは少数から始まることもあるのではないでしょうか。
山本太郎さんが、小選挙区で東京8区の候補をおり
多数の野党共闘候補を応援したことは良かったと思います。
武蔵野市で言えば、2019年の参議院選挙の比例代表と比べ
(同じ制度ではありませんが)
投票の上で、れいわ新選組は減って、日本維新の会が増えています。
投票率も増えていますので、このことは、課題だと思っています。
私も、地域での活動・当事者の声を基盤に
議会と地域で、主張を実現できるよう努めていきたいと思います。