12月議会の一般質問を2日水曜日の4番目に行います

新規投稿が滞っていてすみませんでした。

以下、12月議会で行う一般質問をご紹介します。新型コロナウイルス感染症が拡大している時期であり、ご無理のないようにお願いいたします。

<12月議会一般質問のご案内>

12月議会が2日(水)から始まります。私は12月2日に一般質問をします。
質問内容のご案内をいたします。
◆私は12月2日水曜日の4番目で、早くて13時ごろから、遅いと13時30分ごろからと思われます。私は答弁を入れて60分から70分くらいです。
◆進行状況をお昼休みに議会事務局0422ー60-1883へ問合せできれば開始時刻がわかりやすいと思います。
◆市役所8階で受付をすればどなたでも傍聴できます。出入りも自由です。
市議会ホームページでインターネット同時中継もあります。
天井も高く感染防止策をしている傍聴席ですが、体温を測りマスクをしておいでください。
◆山本ひとみへのお問い合わせは、090-1212-8411 または yhitomi815@gamil.com へお願いいたします。

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1.新型コロナウイルス感染症対応に関する新たな課題について
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新型コロナウイルス感染症は、社会全体で、格差・差別・貧困を広げている。この原稿を書いている11月20日時点では、PCR検査陽性判明者の拡大が全国的にみられる状況となった。武蔵野市の対応で今後取り組んでいただきたいことがあり、以下質問する。

①年末年始の体制
市役所が開いていない期間は、相談したい方・支援を必要とする方にとって大きな不安や心配となる。どのように対応するか。

②電話相談体制
事業者向け電話相談を1月29日までとしているが、電話相談はその後も必要ではないか。
また、事業者向けだけでなく、個人に関しても開設が必要と思うが、いかがか。

③市民社会福祉協議会や福祉公社を窓口とする貸付・家賃支援や住宅確保など各種給付金
国の各種給付金や、社協の貸付が終了すれば、支援を受けている方は大きな困難を感じるし、生活保護申請も増えるのではないか。
それぞれ異なる対象となるが、存続を国に働きかけるべきではないか。

④介護職看護職Reスタート事業
介護・看護従事者へのこの事業は重要だと思うが、給付要件がない方から、条件緩和の要望があった。確かに、常勤でなく働く方も大切な労働力である。こうした条件緩和をどのように考えるか。

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2.子ども食堂の現状と課題・フードバンク開設について
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新型コロナウイルス感染症が存在する中で、子どもの貧困・子どものいる世帯の貧困は大きな問題である、子ども食堂についても、底流にある子どもの貧困や困窮世帯の孤立などへの対応も必要であるが、大切な事業であると思う。武蔵野市でも、子ども食堂・コミュニティー食堂が存在し活動を広げてきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、食事の提供にブレーキをかけざるを得ない状況となったことを理解している。一方、子ども食堂で一緒の食事が困難になる中で、宅配事業やフードバンクに、これまで以上に関心が寄せられている。私も、生活困窮者支援を進める中で、フードバンクが困窮者への支援にとって必要であると感じている。さらに、地域の中で援助を申し出る方も少なくない。
今後、子ども食堂をどのように考えるか、フードバンクを開設できないか、重要な課題と考え、以下質問をする。

(1)子ども食堂の現状と課題に関して

①市内では、子ども食堂は何件あり、どのような活動をしているか。
新型コロナウイルス感染症が表面化して以降はどのような状況か。
子ども食堂の課題については、どのように考えているか。

②子ども食堂に対して、市はどのような援助をしてきたか。今後どのように援助していくか。

(2)フードバンク開設に関して

①フードバンクの社会的意義をどのように考えているか、市長・教育長に伺う。

②武蔵野市においては、私は、2018年9月・11月と2019年2月に、所属していた厚生委員会で、環境啓発施設(仮称)エコプラザの機能に、フードバンクとくにストックヤード開設を提案した。答弁では、担当の課長から、「誰かやってくれる団体が想定できないと書き込むのは難しい」としながらも、検討しているとのことで前向きな印象を持った。
その後環境啓発施設はエコReゾートという名前となり、11月8日、内覧会にも参加した。ここにこそ、フードバンクが必要であると再度痛感した。
エコReゾートにおけるフードバンク開設に関し、検討状況と課題を伺う。
人的な配置については、募集することができないか。
エコReゾート以外の場所では、市内でのフードバンク開設をどう考えているか、方針を伺う。

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3.不登校の児童生徒への支援の拡充について
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不登校の児童生徒は、今日増加を続けている。2017年には、教育機会確保法ができ、法律の上でも、学校以外の教育機会の確保を国と自治体の責務とすることが重要な内容とされた。武蔵野市でも、スクールソーシャルワーカーの増員・中学生の居場所クレスコーレ開設と不登校の児童生徒への支援が実施され評価しているが、今後実施すべき課題もいくつもある感じている。そこで、以下質問をする。

(1)不登校の児童生徒の現状に関して

①不登校にある児童生徒は公立小中学校で何名いるか。
過去5年間の推移と学年ごとの特徴、新型コロナウイルス感染症の拡大の中での変化を伺う。

②教育機会確保法に基づく国や東京都の支援の動向への評価は、どのようなものか。

(2)今後の支援に関して

①武蔵野市において、支援の根拠となる条例をどのように考えているか。

②相談体制
本人や保護者が、学校や教室を教育や生活の場とできないと感じた時の相談は、どうなっているか。
スクールソーシャルワーカー(SSW)は、今年度増員されたが、現状を考えれば各学校に1人は常駐することが必要ではないか。
増員を検討できないか。

③学校における安心できる居場所
学校に行くが教室では安心できない児童生徒も存在する。こうした子どもたちが安心して過ごせる場所が学校内に必要ではないか。

④小学校低学年の児童の学校以外の居場所
クレスコーレが今年開設されたことを高く評価している。
小学校の低学年に関しても、学校以外の居場所は必要であるが、どのように実施するか。

⑤経済的支援
最も公平な支援は、不登校の児童生徒への経済的な支援である。
義務教育段階の児童生徒には必要であると考えるが、見解を伺う。

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4.武蔵野プレイス西側の道路=都市計画道路3-4-27号線のあり方について
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武蔵境駅南口の武蔵野プレイス西側の、隣接寺院との間の道路は、1994年に告示された都市計画道路3-4-27号線の整備区間とされてきたが、利用する市民・利害関係者などから、道路のあり方に意見が出ていた。私も、2017年6月議会で、3-4-27号線の見直しに関する一般質問を行い、方向性に関し、当時の邑上市長から「このまま整備を進めていくことが駅周辺のまちづくりにおいて有益かどうかについて検討することも必要である」との答弁があり、2018年4月、計画は休止とされている。その後も、この場所を利用する市民が多く、街の価値に貢献をしていると感じている。こうした事情を踏まえ、以下質問する。

(1)武蔵野プレイス西側の通りの価値に関して

①景観・環境
この通りは、駅近くであるにもかかわらず、イチョウやケヤキの並木や寺院内のサクラを愛で楽しむことができる環境・景観となっている。四季の移ろいを絵や写真としたり、歩いたり座ったりして、環境を味わう市民もいる。こうした景観や環境を市長・教育長がどのように評価しているか伺う。
②交通政策
現在は、車の通行のほとんどない、歩行者・自転車中心の道路、広い歩道を持つ道路となっており、歩行者や自転車を利用する市民が安心できる道路となっている。この、交通面における価値を、市長・教育長がどのように評価しているか伺う。

(2)武蔵野プレイス西側の通りと周辺環境の変化と現状に関して

①変化に関する経過と現状については、線路の高架化、武蔵野プレイスと北側公園の誕生・武蔵境駅西口改札の開設など大きな変化があったが、どのように考えているか。
②市民や利害関係者からの意見をどのように受けいれ対応してきたか。

(3)今後の市としての方針に関して

2017年6月の市長答弁では「今後庁内で整理をし、方向性をまとめていきたい」「状況に応じた適切な時期に、議会・利害関係者・市民などに情報提供を行うとともに、整備プランなどの検討に際しては、市民意見などを踏まえながら行っていきたい」としている。
①手続きに関して関係機関との協議をどのように考えているか。
②市民や利害関係者、議会に対する整備方針への参加や周知方法をどのように行うか。